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がんこ本舗HP
http://www.gankohompo.com/
有限会社がんこ本舗代表
木村 正宏(きむちん)さん

最後の清流と呼ばれる四万十川の支流で、魚をつかまえて遊んだ子ども時代、そしてプロ登山家として(ヒマラヤにて日本人初登頂2回公式記録あり)、常に自然と密接な生活を続けるうち、山から川へ、海へ...と流れていく「水」が汚染されている現実を目の当たりにし、環境運動を本格的に始めるようになる。特に、心を痛めていたのが、家庭から流れる排水。「排水パイプは小さな海。
我が家の排水がきれいになれば、海も変わる」という願いのもと、1999年、洗濯用洗剤「海へ・・・」を発売。
現在はNippon有数の作家やメーカーとコラボレーションするシリーズ「x(エックス)きむちん」のプロデュース方面でも活躍中。

山との出会い

m:登山に目覚めたのはこのときだったんですか?

k:もう少し前かな。大学浪人していた時に、親戚のお兄さんに山でも登ってみるかといわれて、初めて白馬三山を縦走したんだ。夏山でそれは素晴しいコースだった。こんなに美しい所があるのか…って。特に白馬鑓のガレ場を下るときに太陽の反射もあって地面が赤く見えるんだけど、反対に空を見上げるとこれ以上ないくらいの青で、その赤と青のコントラストと稜線に雲が流れる景色を眺めて、神が住んでる!神の世界の景色だって感動した。

s:親戚のお兄さんのおかげで素晴らしい体験をしたんですね。

k:普段から山の写真集などをたくさん見せてもらったりはしていたんだけど、ある日「いくか?」っていわれて「うゎーいくいく!!」ってとても嬉しかった。

m:その数年後にこうしてまた山と再会することになったんですね。

k:大学ではサークルには入らずその友達と二人だけで山に行った。それが山梨の金峰山(きんぷさん)。楽しかったなぁ。山小屋で女の人と2対2になってドキドキして眠れなかったり(笑)
それで山にハマって山岳会に入ったらまたそこでもしごきが酷かったんだけど、自分が経験してきたことと比べたらぬるかった(笑)。だから率先して荷物持ったり立ち向かったりしてしごきを廃止しちゃった。それからは1週間に1度は山に行くようになったね。

s:プロの登山家を目指すようになったのは社会人になってからですか?

k:もともとプロになろうなんて全く考えていなかったけど、山岳会の同期が「そんなに登山が好きだったら海外遠征目指したほうがいいよ」といわれたのがきっかけで意識するようになった。

s:海外の土壌を改善するという夢はいずこに!?

k:社会人になるときに、海外の土壌改良という夢は破れたものの日本の農業の自給率を上げたいというテーマはずっと持っていたし、地域の経済を豊かにするには第一次産業を中心とした二次・三次産業をいかに元気にしていくか、ということを真剣に研究しようと思った。ある土地の限られた面積の中で何を栽培すれば一番利益が出るかっていう計算は好きだったなぁ。作物の組み合わせでいかに収益率を上げていくかっていうね。そういったことは登山と平行して考えていたね。

多方面に興味を引き伸ばしてくれた両親

m:環境や農業について関心を持つことになったきっかけとして、ご両親の影響はありますか?

k:保育士だった母親の影響かもしれないけど、小さい頃から、例えば太陽さん・風さん・土さん・虫さんというふうに全てのものを自分と同等の視線で見ていたね。

s:四万十川の近くで自然に囲まれた暮らしとご両親の教育でしょうか。

k:両親から逃避する為に一人遊びしてたなぁ、虫の研究とか・・・。家にはたくさんの教育書があったから本は手当たり次第読める環境だったね。特に自然科学が好きだった。小学校2年のとき、公務員だった父親と一緒にお風呂入りながら地球の自転と公転の話をしていて、質問ばかりするもんだから父親がそのうちついていけなくなるでしょ。そうすると翌日にはどっさり専門書を俺のために買ってきてくれるの。

m:ご両親は子供の興味を引き伸ばすのがお上手だったんですね。

k:母親との忘れられないエピソードとしては、小学校6年の夏休みに宿題がなくなった。小学生最後の夏休みだから母親としては思いっきり遊ばせたい。だからウチの子の宿題を無くしてくださいって先生に直談判したらしく、先生も先生でそれは素晴らしいアイデアだとOKした。でもおたくの子だけ無くすわけにいかないから全員無くしましょうって(笑)そのあたりの事情はまったく知らなかったけどね。

m:素敵なお母さんですね。それに先生もとても理解がある。やっぱり小さい頃のそういった環境はとても大切ですね。







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